新居浜工業高校との連携
社会問題となっている建設業の人手不足。国は若年者入職促進や女性の登用等で様々な施策を打ち出しておりますが、本会でも工都新居浜を支える人材を輩出し続けている新居浜工業高校との連携を強化すべく協議を重ね、11月16日(月)同校の1年生179名を対象に「建設機械の操作体験」実習を開催致しました。
新居浜市から内陸型企業用地造成工事現場を会場としてお借りし、建設機械メーカーさんのご好意で大型BH9台と組合員の企業から25t吊クレーン車を設置し、青年部会を中心とした熟練オペレーターの指導のもと掘削、埋め戻し作業を体験してもらいました。先生方の話によると実際に操作を体験したことで、建設業を進路の選択肢として考えてくれた生徒さんもいたようで、後日談では「指導員の人が優しかった」というコメントも頂き、建設業のイメージアップにも寄与できたようです。
また、翌17日には情報電子科の1年生38名が組合員企業が施工するマイントピア別子改修工事の現場を職場見学で訪れ、初めて目にする本格的な図面を凝視しながら熱心に工事概要の説明に耳を傾けていました。大浴場・空調設備を中心とした改修現場を見学した後のお礼の挨拶では「この2日間の経験を糧に日本を支える企業人を目指して頑張ります」との熱い決意表明!
素晴らしい若者たちにどんどん入職してもらえるよう、より魅力ある建設産業へ進化しなければなりません。