「建設現場の魅力体験会」を開催
令和3年1月28日(木)新居浜工業高校1年生170名を対象に「建設現場の魅力体験会」を開催致しました。
県立新居浜病院建築現場の見学では、300人を超える職人さんたちを束ねるJV現場の所長さんから、工事概要や独自の特殊工法等について現場を巡回しながら丁寧に説明して頂きました。大手ゼネコンが手掛ける建築現場は、新たな生産プロセス「作業の半分はロボットと、管理の半分は遠隔で、すべてのプロセスをデジタルに」というキーワードで、より早く・安全に・造りやすい施工へと日々進化しており、こういった現状に触れた生徒からは「職人さんの姿勢を学べた」、「建設業に対するイメージが良くなった」との声が聞かれました。
次に地元建設会社が手掛ける最新のICT施工について、省力化の実現や正確さ迅速化といったメリットと遠隔操作による災害現場での無人化施工等のあまり知られていない実状をPR。生徒からは「情報化施工で仕事の効率と正確性があがりすごい」、「今の時代に合っており興味深い」との感想が聞かれました。
最後に岩城橋建設工事を施工する建設会社支店長さんが、貴重な映像に基づいて「ゆめしま海道架橋事業」を紹介。最先端技術だけでなく「離島をつなぐ橋は人と人、その思いをつないでいるのだ」という技術者の矜持も伝えて頂きました。その後、大規模な橋の建設現場で次々と構造物が造られていく2年半の様子を20秒にまとめられたタイムプラス映像を視聴。「想像していた作業工程と違って驚いた」、「施工前から3D映像で様々な視点からの想定をしていてすごい」といった驚嘆の声に加え「ロマンがある」「感動した」という感想も。大変充実したメニューを提供して頂いた講師の皆様には心からお礼申し上げます。
まだ高校1年生の皆さんですが「進路として建設業の技術者を目指したい(6%)」、「専門職人を目指したい(2%)」、「建設業を今後の進路の選択肢に入れてみようと思う(48%)」という回答を頂きました。
建設業界は皆さんをお待ちしています!